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株で儲からない人には原因がある!儲かる人になるためのステップも紹介

悩む会社員

株を始めたものの、全然儲からない・・・

そんな状況になっていないでしょうか?

 

株で儲からない原因はズバリ!勉強することなく株を始めてしまうからです。

みなさん子供の頃から何回も試験を受けてきたと思います。勉強せずにいきなり試験を受けて、いい点が取れましたか?(天才はのぞく)

株もそうです。勉強せずにいきなり成果を出せるわけがありません。

「株は儲からない」となげく人は、ほぼ間違いなく株の勉強をしていないか、正しくできていません。

「株は儲からない」となげく人には大きく5つの特徴があります。

  • 株の勉強をしていない
  • 高値圏で株を買う
  • ラクして稼ごうとする
  • 短期間で稼ごうとする
  • ルールがない

この特徴にどれか一つでも当てはまってしまったというのであれば、早急に態度を改めましょう!

この記事では、「株は儲からない」となげく人の特徴を洗い出し、なぜ「株で儲けることができない」のかをみていきます。

またそうならないために、そこから脱却するためにまず何を勉強すればいいのか、そして「株は儲かる」と言えるようになるにはどうすればいいのかを解説していきます。

監修者:市川雄一郎 監修者:市川雄一郎 
グローバルファイナンシャルスクール校長。CFP®。1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)。日本FP協会会員。日本FP学会会員。 グロービス経営大学院修了(MBA/経営学修士)。
日本のFPの先駆者として資産運用の啓蒙に従事。ソフトバンクグループが創設した私立サイバー大学で教鞭を執るほか、講演依頼、メディア出演も多数。著書に「投資で利益を出している人たちが大事にしている 45の教え」(日本経済新聞出版)

公式X アカウント 市川雄一郎@お金の学校 校長

「株は儲からない」という人の特徴5つ

冒頭にも書きましたが、「株は儲からない」という人には以下の5つの特徴があります。

  • 株の勉強をしていない
  • 高値圏で株を買う
  • ラクして稼ごうとする
  • 短期間で稼ごうとする
  • ルールがない

一つずつ説明していきます。

株の勉強をしていない

株はとりあえず買って儲かるものではありません。

株はそれぞれ動き方に特徴がありますし、買わない方が良い時期もあります。逆にどれを買っても儲かってしまう時期もあります。

 

それらの判断ができるレベルになるまでの勉強は最低限必要です。もしその判断がついていないのであれば、株を買っても儲からないのは当たり前です。

下記の記事では、株初心者に向けて「正しい知識」「間違った知識」を紹介していますので、気になる方は参考にしてみましょう。
初心者でもできる!株式投資で成果をだせるようになるための王道の方法

高値圏で株を買う

「株は儲からない」という人で一番多いのは、高値圏で株を買う人です。

こういう人は、いつもは株に興味がないのに、周りが「カブ、カブ」と騒ぎだすとその気になって株を始めてしまいます。

 

みんなが騒いだあとに買えば高値で買うことになってしまいますが、気持ちがたかぶったあげく「ジャンピングキャッチ」をしてしまいます。

ラクして稼ごうとする

「株は儲からない」という人は、人から聞いた株で努力をせず儲けようとします。

 

最近はSNSなどで、株の成果を発信しているものも多く、その成果だけを見て「自分も簡単に儲けられるのではないか」と勘違いして始める方もいます。

SNSの情報は嘘も多いですし、結果を出している人は例外なく裏で努力をしています。

株はラクして儲けられるものではないので、「ラクして稼ぎたい」と思っているなら、儲けられなくて当たり前です。

短期間で稼ごうとする

「株は儲からない」という人は、SNSなどで短期間で大きく儲かった話をみて、株は短期間で2、3倍になるものなのだと勘違いをし、短期的に大きく動く株を買います。

結果だけ見れば、短期間で2倍以上に価格が上がる株もありますが、同じように短期間で半分以下に株価下がるものもあります。

短期間で動く株はリスクも大きいため、ギャンブル的な要素が強いです。
株の知識もない初心者が、リスクが大きいところで勝負しても、結果的に資金を溶かしてしまうでしょう。

ルールがない

「株は儲からない」という人には、株の売買ルールがありません。
株をする上で売買ルールがないことは、致命的です。

 

儲かっている人には必ず、「マイルール」があります。

株は損をしながらトータルで儲けていく金融商品です。どんなに儲かっている人でも短期的に見れば損はします。

長い目で見て儲かるようにするためのルールづくりは必要です。

以上5つの特徴に一つでも当てはまってしまったなら、すぐ改善の努力をすることをオススメします。してください。

弊社では、「投資の達人になる投資講座」を無料で公開しています。約2時間の動画ですが、これを見るだけでも株式投資を本質から理解するのにおすすめな内容になっています。株で儲けられるようになるための勉強の第一歩として、ぜひご覧になってみてください。

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「株は儲からない」という人がやっている具体的な3つの行動

ここでは儲からない人が行っている「そりゃ儲からないよね」という具体的な3つの投資行動を紹介します。

 

  • 業績相場で「ブーム株・テーマ株」を買う
  • 損切りをしない
  • すぐ利益を確定する

 

もしここで紹介する投資行動をしているなら、投資行動をあらためる事をオススメします

業績相場で「ブーム株・テーマ株」を買う

株は儲からないという人が行っている投資行動で1番多いのが、業績相場(※1)で「ブーム株・テーマ株」を買うという投資行動です。

「ブーム株・テーマ株」というのは、その時の株式市場で一番注目されている成長株のことで、金融相場(※2)下で猛烈に買い進められ、高値圏にいる株です。

※1:業績相場・・・好景気や個別企業の業績が良好となり、それが評価され株価が上昇する相場のこと
※2:金融相場・・・金融緩和やカネ余りを背景に上昇する相場のこと

 

金融相場が終わり業績相場が始まると「ブーム株・テーマ株」は見向きもされなくなります。「ブーム株・テーマ株」の中には、高値から90%も下がる株もあります。

 

儲からない人は、そんな高値圏にある株をSNSや雑誌の紹介記事を見ただけで、買ってはいけない時期に買ってしまい、「株は儲からない」と大声で叫ぶことになってしまうのです。

損切りをしない

株は儲からないという人が行う(行わない)投資行動で2番目に多いのが、損切りをしないということです。

 

損切りとは、自分が買った株が上がる見込みがないと思われた時に、損を出して株を売ることです。

前述しましたが、株は損をしながらトータルで儲ける金融商品です。どんな達人でも損はします。

 

儲からない人は、1回1回の取引に固執するあまり損切りができず、次のチャンスに備えられないので、トータルで儲けることができません。

すぐ利益を確定する

株は儲からないという人は、すぐに利益を確定させてしまいます。

利益が出ると、その利益が減るのがイヤですぐ売ってしまい、取れるはずの大きな利益を逃してしまいます。

 

すぐ利益を確定する人で損切りができない人は最悪です。少ない儲けと大きな損失を繰り返し、トータルで儲かることがありません。

株で儲ける人の特徴4つ

ここまでは、「株は儲からない」という人の特徴・行動を見てきました。

次は目指すべき「株で儲かっている人」の特徴について触れていきます。

 

儲かっている人の特徴を知ることは、非常にタメになります。その特徴を真似することで、自分も儲かる人に近づくことができます。

 

株で儲かる投資家の特徴は次の4つです。

  • 研究熱心
  • 明確なルールがある
  • ポジティブ
  • しっかり休む

今はできていなくても、儲かる人の特徴を真似してみて、「儲かる投資家」を目指していきましょう!

研究熱心

儲かっている人ほど研究熱心です。現状に満足している人は、1人もいません。

常に新しいことを模索しており、銘柄、考え方、取引手法を勉強しています。

 

また、他人から聞いた情報を鵜呑みにして投資する人はいません。

明確なルールがある

株で儲けている人は例外なく明確なルールを持っています。

必ず決めたルールにそって行動しており、自分の行動に疑いがありません。

 

失敗した時の対処までしっかりルール化されているので、一つ一つの取引に執着していません。

ポジティブ

株で儲かっている人にはポジティブな方が多いです。

大きく損をしたときにも、その失敗をポジティブにとらえ、失敗から正しく学びます。

 

儲かっている人も、1回1回の取引では損をしていることも普通にあります。
しかし、その損失がなぜ起こったか、それは回避可能なものだったかをしっかり検証し次の取引につなげることができます。

しっかり休む

”休むも相場”の格言を体現しています。自分にとってのチャンスがくるまで、何もしない。

「何もしない」というのは落ち着かないものですが、株で儲かっている人は相場が悪いときは何もしないという選択ができます。

 

株で儲ける方法を知っており自分に自信があるので、外野の声は一切気にしません。

株で儲けたいなら知っておくべき3つのこと!

「人のフリ見て我がフリ直せ」!ということで、ここまでは「儲からない人」「儲かる人」の特徴を見てきました。
それによって、自分が改めるべき特徴を持っていないかの確認と、目指すべき投資姿勢の確認をしました。

 

ここからは株で儲けるために知っておくべき具体的な3つのことを紹介します。

この3つを知っておくことで、株で儲けるための第1歩を踏み出すことができます。

 

知っておくべきことは以下の3つです。

  • 相場サイクル
  • 株の性格
  • 自分の性格

 

『株・相場を知り己を知れば百戦殆うからず(あやうからず)』です!

もちろん百戦全勝することはできませんが、長期的に見て株で儲けたいのであれば、最低でもこの3つのことを知ってから始めてください。

株の相場サイクルを知る

株で儲けたいならば、株の相場サイクルを知ることが重要です。

 

株の相場サイクルを知れば、いつ、どんな株を買うのが効率的か、また株を買ってはいけない時期がわかるようになり、無駄に損をすることを減らすことができます。

株の相場サイクルは以下の4つに分けられます。

株の相場サイクル

①金融相場
②業績相場
③逆金融相場
④逆業績相場

それぞれを簡単に説明します。

 

①金融相場

金融緩和やカネ余りを背景に株価が上昇する相場のこと

②業績相場

好景気や個別企業の業績が良好となり、それが評価され株価が上昇する相場のこと

③逆金融相場

物価の過度な上昇や株式・不動産等への過剰な資金流入といった景気の過熱を抑えるために、中央銀行により金融引き締めが行われ、市場から資金が流出し、株価が下落していく相場

④逆業績相場

金融引き締めにより景気が下降し、企業業績が悪化して株価が下がるサイクルの後半

相場サイクルの特徴と買われやすい株

儲けやすさ景気買いたい株の種類
金融相場悪い→良い小型成長株
業績相場好景気景気循環株
逆金融相場×良い→悪い低負債株
逆業績相場×××不景気公共・ヘルスケア株など

相場のサイクルの説明

株の相場サイクルを知ることで、「儲からない人」から「儲かる人」へ1歩前進しましょう。

株の性格を知る

買おうとしている株がどのような性格を持った株なのかを知ることは非常に重要です。

それを知らないと、その株は今買っても大丈夫か、買った後いつまで持てばいいのか、といったことがわかりません。

株には様々な性格を持った株がありますが、その中に成長株と循環株と呼ばれるものがあります。

まずはその二種類の株の性格を知ることから始めましょう。

①成長株

成長株とは、単に過去の利益成長が高いだけでなく、業態や製品開発力などから総合的に判断し、将来にわたり 高い利益の伸びが期待できる企業の株式のことです。

成長株の例

中小型株に成長株は多く見られ、中には、業績が毎年倍ゲームで伸びていく企業もあるので、大きな値上がり益を狙えます。

②循環株(景気循環株)

循環株の例

循環株とは、景気や金利、季節などに応じて周期的に「変化」をもたらす株のことです。

景気循環により大きく影響を受ける株を景気循環株といいます。

このような株は、好不景気の周期に合わせた値動きをする傾向があるので、その動きに合わせて株の売買を繰り返し利益を得ることができます。

自分を知る

自分の性格を知ることも、株をする上で重要です。

自分の性格がわかれば、どのような株をどのように取引することが自分にとって合っているかがわかるようになるからです。

 

ここでは性格別に向いている株の紹介を簡単にします。

①忍耐強い、おおらか

忍耐強く、おおらかな性格の人は、成長株投資にチャレンジするのが良いと思います。

このタイプの人は株を買った後、ある程度の損失が許容できます。

さらに、このタイプの人は利益が出始めてもすぐ売らず、長期間株を保有することができるので、成長株との相性が非常に良いです。

 

②臆病、せっかち

臆病で、せっかちな性格の人は、動きを予測しやすい循環株を取引するのが良いと思います。

このタイプの人は、損失に敏感で利益が出はじめるとすぐに株を売ってしまうので、あらかじめ売買のタイミング・期間の目処がつきやすい景気循環株との相性が良いです。

自分の性格がしっかりわかり取引に慣れてきたら、自分の性格には合わない株にも挑戦してみましょう。得意な株で利益を確保しながら、苦手な株にチャレンジすることで、さらに儲けることができるかもしれません。

株で儲ける人になるための3ステップ

ここでは、4章までのことをふまえて株で儲かる人になるためのステップを書いていきます。

皆さんもぜひ実践してみてください。

ステップ1:株の勉強をしよう!

まずは株の勉強を始めましょう。

 

株は正しく勉強をして、コツコツ経験を積んでいけば、決して儲からないものではないことがわかります。

4章で書いてあることを手始めに、日経新聞や会社四季報などで経済・世界情勢や個別銘柄の勉強をしましょう。

 

またこちらの記事では株式投資の勉強方法のステップを細かく説明していますので、参考にしてみてください。
【投資の勉強】初心者はこれだけでOK!何からどんな方法でするべきかを完全理解

ステップ2:株の売買ルールをつくろう!

勉強をしたら、株の売買ルールを作りましょう。

 

株の売買ルールが決まれば、株取引で迷うことがなくなり、「株が上がった下がった」ということで悩むことがなくなります。

悩まなくなることで、結果長く株が続けられますから、儲かるチャンスにも多くトライすることができます。

 

決めるべきルールは以下の3つ程度でまずは大丈夫です。

①買い付けルールを決める
②損切りポイントを決める
③利食いのやり方を決める

①買い付けルールを決める

どうなったら株を買うのかを決めておきましょう。

株は動かない時は全く動きませんが、動き出したら一気に動き出します。目先の動きに惑わされて買うチャンスを逃すこともあります。
あらかじめ買い付けのルールが決まっていれば、チャンスを逃すことは少なくなります。

ファンダメンタルズ、テクニカルどちらのやり方でもいいので、買い付けルールは決めておきましょう。

②損切りポイントを決める

損切りのポイントは決める必要があります。

 

損切りが正しくできれば、次に上がる株を買うチャンスを得ることができるため、目先で損を出しても、長い目で見ると儲けることができます。
株で長く儲かっている人は、非常に損切りが上手です。

ファンダメンタルズで損切りを考える場合は、買った時の理由が覆った時に、テクニカルで損切りポイントを決める場合は、ある期間の安値を下回った時に、といった具合に決めておきましょう。
また買った値段を基準に何%下回ったらなど、買った値段を基準に損切りポイントを決めるのも有効です。

③利食いのやり方を決める

利食いのやり方を決めておきましょう。

 

利食いのやり方さえ決まっていれば、儲けが出たらすぐ利食ってしまい、大きく儲けるチャンスを逃すこともありません。

利食いのやり方として、ある程度株が上がったら、買った値段と上がった値段の半分に利食いポイントを決めるやり方があります。

 

利食いポイントを決めて、早すぎる利食いとリスクをコントロールしながら、できる限り大きな儲けを取れるようにしましょう。

ステップ3:自分の取引を振り返ろう!

自分の取引を振り返り、次の取引に活かす努力をしましょう。

 

株を売買するたびに自分の取引を振り返ることによって、自分がやりがちな失敗をしっかり認識ができ、次の取引では失敗しにくくなります。

 

振り返る時は以下の点に注意をして、自分の取引を振り返りましょう。

①勝ち負け
②儲けた金額(損した金額)
③取引は良かったか(悪かったか)
④なぜ良かったか(悪かったか)
⑤改善点

 

以上のことを取引ごとに振り返ることで、どんどん失敗が減っていき、数ヶ月後には株で儲かりやすい人になっていると思います。

 

これは、「株で儲かるようになる」ために私が証券ディーラー時代に実際にやっていた方法です。私の場合は、ノートを使って毎回の取引を振り返っていました。その結果ノートをつけ始めて3ヶ月ほどで成果がでるようになりました。

取引の振り返りは面倒な作業ではありますが、その分効果のある方法です。本気で株で儲かる人になりたいのであれば、挑戦してみてください。

まとめ

 

「株は儲からない」という人の特徴5つ

  • 株の勉強をしていない
  • 高値圏で株を買う
  • ラクして稼ごうとする
  • 短期間で稼ごうとする
  • ルールがない

株は儲からないという人がやっている具体的な3つの行動

  • 業績相場で「ブーム株・テーマ株」を買う
  • 損切りをしない
  • すぐ利益を確定する

株で儲かる人が持つ4つの特徴

  • 研究熱心
  • 明確なルールがある
  • ポジティブ
  • しっかり休む

株で儲けたいなら知っておくべき3つのこと!

  • 相場サイクルを知る

1.金融相場
2.業績相場
3.逆金融相場
4.逆業績相場

  • 株の性格を知る

1.成長株
2.循環株(景気循環株)

 

  • 自分を知る

1.忍耐強い、おおらか →成長株の取引がオススメ
2.臆病、せっかち →景気循環株の取引がオススメ

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