投資をするならETFは知っておくべき!具体的なオススメを9つ紹介

「ETFってよく聞くけど、イマイチ分からない」

「ETFが気になるけど、自分にメリットがあるのか分からない」

ETFについて、こんな悩みをお持ちではありませんか?

昨今の投資ブームにおいて、株式や投資信託に並んで人気がでているのがETFです。

なぜかというと、ETFは株をまとめた商品のため、投資初心者でも比較的迷うことなく買えるからです。まさに株式と投資信託のハイブリッドのような商品と言えます。

今回の記事では、投資をするならば絶対に知っておくべきETFについて、ETF投資を始めて5年の著者が分かりやすく解説していきます。

投資を始めたての方でも、この記事を読むだけでETFの理解がかなり深まること間違いなしです!

監修者:市川雄一郎 監修者:市川雄一郎 
グローバルファイナンシャルスクール校長。CFP®。1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)。日本FP協会会員。日本FP学会会員。 グロービス経営大学院修了(MBA/経営学修士)。
日本のFPの先駆者として資産運用の啓蒙に従事。ソフトバンクグループが創設した私立サイバー大学で教鞭を執るほか、講演依頼、メディア出演も多数。著書に「投資で利益を出している人たちが大事にしている 45の教え」(日本経済新聞出版)

公式X アカウント 市川雄一郎@お金の学校 校長

 

1章 そもそもETFとは?

ETFとは Exchange Traded Fund」の略で、日本語では「上場投資信託」と呼ばれます。その名の通り上場している商品なので、株式と同じように買ったり売ったりができます。

では株とETFはなにが違うのでしょう?

株と違い、ETFは「プロにお金を預け、増えそうな投資対象にまとめて投資をしてもらう」商品のことです。

下の図を見て、イメージをつかんでみてください。

出典:NEXT FUNDS

個別株はオレンジのバラ売り。ETFは「フルーツ盛り合わせ」

ではもう少し具体的にイメージするために、フルーツを例にしてみましょう。

個別株への投資は、大量のオレンジをバラ売りで買っているようなもの。美味しいかマズいかは食べてみるまで分かりません。もしマズいオレンジを大量に買ってしまったら最悪です。

逆にETF(ファンド)は「フルーツ盛り合わせ」を買うようなもの。たとえ一つのフルーツが口に合わなくても、他にまだたくさんの種類のフルーツが楽しめます。

つまり、1つのETFを買うだけで、投資の分散ができるということです。

分散投資ができるという点では投資信託」もよく知られています。両者の違いについては後ほど5章で詳しく解説しますが、ETFは株と投資信託のメリットを兼ね備えているのです。

では次の章で、さらにETFのメリットとデメリットを見ていきましょう。

2章 ETFのメリットとデメリット

まずはETFのメリットをご紹介します。

ETFのメリット

1.プロが選定した投資先に分散投資できる

2.株に比べて金額が安い(数千円程度〜から)

3.信託報酬(保有中のコスト)が安い

4.リアルタイムで指値注文や逆指値注文ができる。

5.新興国や商品など、特定ジャンルに特化したETFがある

1.プロが選定した投資先に分散投資できる

メリット1つ目は、冒頭で述べた通り、プロ選定のバスケットに投資ができるということです。大体のETFは数十〜数千社の個別株(ETFにより、債券/不動産/商品などもある)をまとめたものだからです。

ですから、投資を始めたての初心者でもあまり迷わずに、購入のハードルが低いと言えるでしょう。

2.株に比べて金額が安い(数千円程度〜から)

また1口の金額も安めに設定されていることが多いです。例えばソニーの株を1単元買おうと思えば、約130万円ほど用意しないといけません

しかし、トピックス上場投信で東証一部上場の2200社を1単位(10口)買うために必要な金額は約2万円です。(どちらの金額も2022年2月現在です)

このように1口の金額が小さいのもETFの買いやすさと言えるでしょう。

3.信託報酬(保有中のコスト)が安い

メリット3つ目は、保有中のコストの安さです。投資信託と比較して、ETFは信託報酬が低めに設定されることが多いのです。

例えば、野村アセットマネジメントが運用する、TOPIX連動型の商品を投資信託とETFで比較してみます。

このように、中身が同じなのにも関わらず、信託報酬には2倍以上の開きがある、ということが分かります。

あくまで一例ですが、このように保有中のコストはETFが安いことが多いのです。

4.リアルタイムで指値注文や逆指値注文ができる。

ETFは市場が開いている時間帯なら、株と同じくリアルタイムで売買できます。これは、購入価格がその日の夜まで分からない投資信託との大きな違いです。

注文方法も、指値注文や逆指値注文を使うことで、購入価格を指定できます。

指値注文を使えば「予想外に高い値段で約定してしまった」という事態が防げます。逆に「いくらでも良いからすぐに約定したい」ということなら成行注文が使えます。

このようにETFの買い方は、個別株とほぼ同じなのです。

5.新興国や商品など、特定ジャンルに特化したETFがある

最後のメリットとして、ETFは海外の株式や特定の業種、また商品(コモディティ)に強いという特徴があります。例えば海外ならアフリカやアジア諸国など、まだ日本であまり人気が高いと言えない国に特化したファンドも選択肢になるのです。

「今後の経済の動向は読めるんだけど、ひとつの会社に絞れない」、そんな時には、業種特化型ETFを使うという方法があります。例えば、今後は素材に関連する企業が上昇しそうだとしたら、素材関連の企業だけを集めたETFというものがあります。ETFを使って景気循環の恩恵を受けることを目指すスタイルの投資も可能なのです。

これができるのもETFのメリットだと言えるでしょう。

ETFのデメリット

では、次にETFのデメリットを見ていきます。

1.購入時/売却時に手数料がかかる

2.積立投資にはあまり向かない

3.分配金が自動再投資されない

4.個別株のような急騰は期待できない

1.購入時/保有時/売却時に手数料がかかる

ETFは株と同じく購入/売却の際に手数料が必要です。これは証券会社の収入ですから避けられません。

それに対して投資信託では「買付手数料無料」の商品が増えています。やはり購入する際に無料なのは魅力的です。

とは言え、株式やETFの売買手数料も非常に安いものです。例えばSBI証券であれば、5万円以下の株の売買手数料はたったの55円です

ですので、そんなに目くじらを立てることではないと言えるでしょう。とは言え、やはり頻繁に売り買いをしていたら、その分手数料で損をしてしまいます。

このデメリットを回避する方法として、ETFは長期保有する銘柄に絞り、あまり頻繁に売り買いしないという対策が考えられます。

2.積立投資にはあまり向かない

ETFは投資信託のような定額買付ができません。なぜならETFは個別株と同じように「単位」ごとに取引するのが基本のためです。そのため、例えばつみたてNISAのように「キッカリ40万円分買いたい」というような買い方には対応していません。

ただし最近、SBI証券、楽天証券、マネックス証券などのネット証券会社を中心に、米国ETFの定期買い付けができるようになってきています。

ETFの積立に興味のある方は、6章で詳しく解説しています。

3.分配金が自動再投資されない

ETFでは分配金が自動再投資されませんので、出てきた配当金は一度皆さんの口座に現金で入ってきます。配当収入が目的の人はそれでも良いでしょうが、複利で大きく増やしたい人には、再投資する分の手間と手数料がかかることになります。

投資信託では「分配金再投資型」のオプションがある商品が多数存在します。

このデメリットを回避する方法としては、分配金を出さない(または少ない)ETFを選ぶ、などの手があります。

4.個別株のような急騰は期待できない

最後のデメリットです。1つにたくさんの銘柄を含むというETFの性格上、良くも悪くも、値動きは個別株よりも緩やかになります。つまり、短期間での大きな値上がりは期待できないということです。

ただ、これ逆に言えば個別株よりもローリスクということですから、あまり大きな値動きにハラハラしたくない人にとっては株よりもETFの方が向いていると言えるでしょう。

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3章 ETFの種類

 

ひとえにETFと言っても、私たちが日本で買うものには大きく2種類あります。それが「国内ETFと「海外ETFです。ではそれぞれの違いを見ていきましょう。

国内ETFの特徴

  • 国内の取引所に上場している
  • 両替は不要!日本円で買える
  • 国内の商品が充実している
  • 流通量が少ないものがある

海外ETFの特徴

  • 海外の取引所に上場している
  • 現地通貨に両替が必要
  • 海外の商品が充実している

 国内ETF

 1つ目は、国内の証券取引所(東証など)に上場しているETFで、これらは総称「国内ETF」などと呼ばれます。この記事でも以降は「国内ETF」の呼称を使うことにします。

国内ETFは東証などに上場しているETFなので、日本株と同じように「1234」といった4桁の銘柄コードが割り当てられていますので個別株と同じ感覚で投資ができます。

ここがややこしい所なのですが、国内ETFにも、米国S&P500連動型など、海外資産を対象としているものがあります。後述する「海外ETFと混乱しがちですので、とりあえず国内と海外、2つの違うタイプのETFがあることを覚えておきましょう。

国内の取引所に上場している

国内ETFのメリットは、日本の市場に上場しているので、日本時間の月曜から金曜までの市場がオープンする時にリアルタイムで売り買いできます。株式と同じ4桁の証券コード(例:1645等)も割り当てられているので、ほぼ日本株と同じ感覚で取引ができます。

買付や売却する際の手数料も国内株式と同じで安いことが多いです。

両替は不要!日本円で買える

国内ETFは国内取引所に上場しているので日本円で購入ができます。つまり米ドルやユーロなどに両替することなく購入できるというメリットがあります。

国内の商品が充実している

業種特化のETFとしては、例えば野村のNEXT FUNDSシリーズを使うと「銀行」「食品」「電力・ガス」「運輸・物流」など、特定の業種を代表する企業が入ったETFを購入できます。

これをうまく使えば、景気の循環する局面(例:今後、建設業が盛り上がりそうなので「建設ETF」を買う等)で、先回りしてその業種を買っていくことも可能です。

流通量が少ないものがある

国内ETFの注意点すべき点も挙げておきます。

まだ市場が未成熟なこともあってか、商品によっては出来高が非常に少ないものが散見されます(出来高=流通量のこと)

出来高が少ないと、こちらが買いたい時に売り手がいなかったり、逆に売りたい時に買い手がいない、ということが起こることがあります。

つまり、自分の希望する価格での売買ができない事態になる可能性があるのです。国内ETFを検討する際には、出来高にも注意しておきましょう。

海外ETF

もう1種類のETFは、海外の市場に上場するETFです。「海外ETF」や「外国ETF」などと呼ばれ、海外で組成されたETFが、証券会社の外国株セクション等で販売されています。

今回はこれらのETFを「海外ETF」と呼びます。

海外の取引所に上場している

海外ETFの特徴は、やはり海外の取引所に上場している商品ということです。海外なので、日本では買えない、様々な海外資産(株式・債券・不動産・コモディティなど)へ手軽にアクセスできることが魅力です。

SBI証券、楽天証券、マネックス証券など、海外に強みを持つ証券会社でしたら、いま人気の米国株ETFや中国株ETFなどが数百種類に渡って選べます。

ただし、海外ETFの場合は必ず現地通貨に両替する必要があります。ですので、どうしても両替手数料がかかってしまうことは念頭に置きましょう。

とはいえ、ネット証券ですと1ドルあたりの手数料25銭が多いですから、銀行で両替するよりは格安だと言えるでしょう。

さらに、一部のネット銀行等では、さらに安い1ドル4銭手数料で両替する方法もあります。

海外の商品が充実している

「海外ETF」の名の通り、とにかく海外商品が充実しています。

例えばいま一番人気のある米国株ETFに注目してみましょう。

米国市場のETFを使うと、テック企業を中心としたアメリカ国内の様々な企業に投資ができます。S&P500やダウなどのメジャーどころだけでなく、アメリカ企業に多い高配当」株のETFなどはアメリカ市場が量的にも手数料的にも有利だと言えます。

新興国投資でもメリットの大きい米国ETF

また、米国市場に上場する世界各国、特に新興国のETFに投資できることも海外ETFのメリットの1つです。

例えば新興国のファンドに投資したいと思う場合、投資信託だけではどうしても種類に限界があったり、信託報酬が2%以上もするなど、なかなか選択肢になりにくい現状があります。

それでは以下、国内ETFと海外ETFのそれぞれの特徴をまとめます。

4章 投資信託とETFの違いは?

多くの方が混乱してしまうのが、投資信託とETFの違いです。

まず、両者の違いを表でまとめましたので、見てみてください。

注文方法が多様なETF

ETFは株と同様にリアルタイム注文ができる分、注文の方法も様々です。注文の方法とは、例えば、指値注文や逆指値注文などです。指値注文が決まれば、自分の購入したい金額で買えたということです。

もちろん、「いくらでも良いから約定したい」ということなら成行注文もできます。

このようにETFは注文方法があるのに対して、投資信託は基本的に成行注文しかできません。

投資信託は、注文を出した日の15時に注文を締め切り、私たちの買値となる基準価格を決めます。そして買付が完了し、実際の投資信託を手にするのは翌日(外国株などの場合は翌々日)です。このように、投資信託は購入時の自由度がやや低いと言わざるをえません。

出典:楽天証券

iDeCoやNISAに強い投資信託

ただし、投資信託にはETFにない大きなメリットがあります。

それは、1000円分や1万円分など、定額での買付ができること。またこの定額での積立投資に非常に向いていることです。実際に、iDeCoやつみたてNISAでは投資信託が使われています。ETFはほぼこれらの制度を活用できません(一部、一般NISAではETFが購入できます)

これに対してETFの自動積立はまだまだ一部の証券会社しか取り扱いがなく、しかも定額ではなく1単位での買い付けとなるので毎回購入の金額が変動します。

「ETFの積立」(定額買付)については、この記事の7章で解説をしています。

投資信託とETFの手数料を比較

ETFの手数料は「安い」と言われますが、なかなか単純に比較できません。なぜなら国内ETFと海外のETFの違いで見てきたように、商品や取り扱い会社によって手数料は変わってくるからです。

ETFを買う際の手数料は、個別株を買うのとほぼ同じ扱いですので、買付時と売却時に手数料が掛かります。とはいえ、最近ではネット証券を中心にこの手数料も非常に安くなってきました。

近年、投資信託ではいわゆるノーロード(買付手数料が無料)の商品が増えています。対して、ETFで買付無料というのはキャンペーンなどを除けば基本はありません。やはりここでも投資信託は魅力的だと言えます。

では結局、投資信託とETFを比較して手数料が安いのはどちらでしょうか?

今回は、投資信託とETF(国内ETF)で、「S&P500」を購入した場合の手数料を比較してみました。どちらもSBI証券を使って比較しています。

まず投資信託では、「三菱UFJ国際 eMaxis Slim 米国株式 S&P500」を、

ETFでは「NEXT FUNDS S&P 500 指数(為替ヘッジなし)」(銘柄コード:2633)を買うこととします。

この2つについて、以下の3パターンを想定します。

A. 100万円を2年保有

B. 100万円を10年保有

C. 1000万円を20年保有

これらの3パターンで手数料を検証した表が以下です。

これを見ると、2年などの短期の保有であれば投資信託の方が有利なことが分かります。とはいえ、どちらを選んでも数百円の差ですので、そこまで気にするほどの差ではないでしょう。

気にすべきは、より大きな金額を長期で持つ場合です。例えば、Cの「1000万円を20年保有」する場合なら、両者では4万円近い開きが出ています。

さらに、今回のように海外株式型のETFを長期で買っていくつもりであれば、直接、海外市場で購入することも検討しても良いでしょう。

例えば同じくSBI証券の「外国株取引」で購入できる海外ETFの「バンガード S&P500ETF(ティッカー:VOO)なら、年間信託報酬は なんと破格の 0.03%/年 です!

このように、同じ中身の商品でも販売会社や運用会社によって手数料は変わります。これからETFなどに投資していく人なら、覚えておいて損はないでしょう。

5章 ETFが向いてるのはこんな人

ETF投資は様々な人の投資ニーズを満たしてくれるものですが、特にETFが向いているのは以下のような人です。

1.長期目線で投資をしたい人

2.つみたてNISAやiDeCoだけでは物足りない人

3.株式投資よりも低リスク・低リターンがいい人

ではそれぞれを見ていきましょう。

1.長期目線で投資をしたい人

長期目線で投資をしたい人にETFは向いています。

理由は、ETFは保有中にかかる手数料が安く、逆に買付と売却の時は手数料が掛かります。ですから一度買ったら売らずに長期保有するのに向いています。(手数料については2章も参照ください)

もちろん、なんでもかんでも長期保有することを勧めているわけではありません。ETFの成長が信じられなくなったり、資金的に売る必要があれば売っても良いでしょう。

2.つみたてNISAやiDeCoだけでは物足りない人

つみたてNISAやiDeCoだけだと「投資としてはちょっと物足りない」と思う人は多いようです。

これらは便利な半面、一度設定をしたら、余程のことがない限り何もしなくて良いからです。

それに積立できる上限額も決まっています。

サラリーマンだと月々の上限額は大体5万円ちょっと。「もう少し投資したいのに」と思う方には、ETF投資をぜひお勧めしたいと思います。

ETFは購入方法が株式と似ていますので、株式投資へのウォーミングアップとしてはちょうど良いと思います。

もちろん、無理に株式投資をやる必要はないですが、やり方を知っておいても特に損は無いはずです。

3.株式投資よりも低リスク・低リターンがいい人

ETFはファンドへの投資なので、株式投資(個別株)よりも低リスク・低リターンになります。

ETFの性格上、分散投資が効いているからですね。

「そんなに大きなリターンは期待しないから、低リスクに放っておける投資先が良い」

そう考える人に、ETFは向いていると言えるでしょう。

6章 目的別・オススメETF3選

この章では皆さんの目的に沿ったETFのオススメを紹介していきます。

「目的別にしたのは、人により「毎月の高配当」や「資産の大きな増加」など目的が変わってくるからです。

また、投資信託で安く買えるファンド(例:S&P500連動型など)はリストには入れていません。なぜならETFの恩恵がありそうなものを選んだ方がETFのポテンシャルが活かせると思ったからです。

是非、以下を参考に皆さんの投資ポートフォリオがさらに充実することを願っています。

配当生活でFIREを目指したい人 − 高配当株ETF3選

【高配当株ETF

1.SPDR ポートフォリオS&P500 高配当株式ETF(ティッカー:SPYD)

2.グローバル X 米国優先証券ETF(ティッカー:PFFD)

3.NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(銘柄コード: 1489)

※ 数字は全て2022年2月現在です。

※ ETF投資は元本割れするリスクもありますので、必ず自己責任でお願いします。

「投資で配当生活を送りたい

そんな方も多いのではないでしょうか?

高配当ETFに投資をすれば、その夢に一歩近づくかもしれません!

株に配当があるように、ETFには分配金があります。この分配金の比率が高いものを「高配当ETF」と呼んでいます。

大抵のETFは、四半期〜1年に1回程度、運用会社が分配金を出します。(全てのETFが分配金を出すわけではありません)

個別の会社で高い配当を出すものを買うというのも手です。しかし、ETFは株に比べれば分散が効くので、個別株を買うよりも急な暴落などのリスクは低いのです。

高配当ETFの分配金率はおおよそ年4〜5%前後だと言われていますが、これは銘柄や買うタイミングなどにより変動します。

高配当ETFにもデメリットがあります。

それは、高配当企業はおおむね、「金融」「エネルギー」「建設」など、特定の産業に偏っていることが多く、GAFAM企業のような成長が見込めません。

つまり「大きな成長は期待しないが、確実に定期収入が欲しい」という方が投資すべきと言えます。

では、以下にそれぞれの銘柄をご紹介します。

1.SPDR ポートフォリオS&P500 高配当株式ETF(ティッカー:SPYD)

最初にご紹介するのはステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(以下、SSGA)が運用する「S&P500 好配当株式ETF」です。あのS&P500から特に高配当の銘柄を集めているETFです。

オススメする理由はSSGAという米国で最初のETFを設定した老舗会社の商品であることと、比較的安定した分配金利回りを出していることです。

SPDR ポートフォリオS&P500 高配当株式ETF(ティッカー:SPYD)
特長: S&P500から選出される高配当銘柄という安心感がある。
組入銘柄トップ:1.Seagate Technology Holdings  2.ConocoPhillips 3.Iron Mountain
信託報酬:年 0.07%
分配金利回り:年 4.63%

2.グローバル X 米国優先証券ETF(ティッカー:PFFD)

とにかく利回りを重視したい方にご紹介したいのが、米国グローバルX社の「米国優先証券ETF」です。このETFの特長はなんといっても長年安定的に5%台の利回りを出していることです。

優先証券とは、議決権などを制限する代わりに、配当などを多く受け取れる株の種類をいいます。デメリットとしては、普通株式ほどの値上がり益があまり期待できない点です。

また優先証券はあくまで株式の一種ですので、他と同様、値下がりのリスクもあります。投資を検討する場合は、これらのメリットとデメリットを知った上で判断しましょう。

グローバル X 米国優先証券ETF(ティッカー:PFFD)
特長: 安定的に高い利回りを維持しているETFであること
組入銘柄トップ:1.Broadcom 2.Wells Fargo 3.Bank of America
信託報酬:年 0.23%
分配金利回り:年 5.03%

3.NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(銘柄コード: 1489)

国内ETFから、唯一の選出となったのがこちら。このETFは日経平均に採用される銘柄の中でも、特に配当の高い50銘柄で構成されるファンドです。

米国の高配当株ETFに比べて、信託報酬や分配金比率の面では劣りますが、日本円で投資できることはメリットです。また売買にかかる手数料も海外株・ETFより安いです。

そしてもちろん、これから日本株が上がれば、このETFも恩恵を受けることになります。

また税金面でも、国内ETFは国内株式と同じ扱いですので、人によっては海外ETFを買うよりハードルが低いと言えるでしょう。

NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(銘柄コード: 1489)
特長:国内証券取引所に上場していることのメリット
組入銘柄トップ:1.日本郵船 2.三菱商事 3.日本たばこ産業
信託報酬:年 0.31%
分配金利回り:年 3.76%

アメリカ企業の勢いある成長を享受したい人 − 成長株ETF3選

【成長株ETF 3選】

1.バンガード 米国一般消費財 サービス セクター ETF(ティッカー:VCR)

2.バンガード 米国通信サービスセクター ETF (ティッカー:VOX)

3.インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF (ティッカー:QQQ)

※ 数字は全て2022年2月現在です。

※ ETF投資は元本割れするリスクもありますので、必ず自己責任でお願いします。

成長株ETFとして有名なのはGAFAMに代表される米国テック企業を中心としたものでしょう。

今回は、特に手数料や銘柄のユニークさの観点から、ETFを使うメリットが大きそうなETF3選をご紹介します。

1.バンガード 米国一般消費財 サービス セクター ETF(ティッカー:VCR)

1番目にご紹介するのは、米国バンガード社の「米国一般消費財サービスセクター」ETFです。これが1位になった理由は、組入上位の2銘柄が「Amazon」と「Tesla」だからです。

どちらも、ここ数年で大きく成長した企業だということもありますが、実はこの2社は1株あたりの単価が高い「値がさ株」でもあります。

例えばAmazonの株に投資しようとすると、1株あたり30万円ほど用意しなければなりません。Teslaも1株あたり10万円を超えます。

そんな2社に投資をしたいと思った場合、便利なのがこのETFです。ETF全体のうちこの2社の比率はなんと35%を超えていますので、良くも悪くも「AmazonとTesla頼み」なETFです。

もちろん他の一般消費財・サービス企業も含まれます。割合上位の企業には、スターバックスやナイキなどの有名ブランド企業も入っています。特に人々の日常には欠かせない企業が多いということも、ある程度の安定性を担保してくれそうです。

ヴァンガード 米国一般消費財 サービス セクター ETF(ティッカー:VCR)
特長:AmazonとTeslaが上位2社である。ヴァンガード社なので信託報酬が安い。
組入銘柄トップ:1.Amazon 2.Tesla 3.Home Depot
信託報酬:年 0.1%
5年騰落率:136.6%

2.ヴァンガード 米国通信サービスセクター ETF (ティッカー:VOX)

次点は米国通信サービスETFです。

組入銘柄の上位はAlphabet(Google)とMeta(Facebook)で、この2社がファンド全体の約30%を占めています。MetaとGoogleはどちらも広告収入がメインですが、それぞれSNSや検索エンジンでは圧倒的な世界シェアを占める企業です。

懸念点は、GoogleもMetaも、中国でほとんどプレゼンスを発揮できていないこと。またヨーロッパでも規制強化の動きがあること等が挙げられます。

ただ、例えばGoogle(Alphabet)なら、1株・約25万円ほどする「値がさ株なので、その意味でもこれらの企業に投資をしたいと思っている人はこのETFを検討しても良いかもしれません。

その他の組入銘柄は、DisneyやNetflixなどの動画配信サービス企業、VerizonやAT&Tなどの携帯通信企業などが軒を連ねています。

ヴァンガード 米国通信サービスセクター ETF (ティッカー:VOX)
特長:名だたるSNS・エンタメ企業に投資ができる。値がさ株のGoogleの比重が高め
組入銘柄トップ:1.Alphabet(Google) 2.Meta(Facebook) 3.The Walt Disney Co
信託報酬:年 0.1%
5年騰落率:30.2%

3.インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF (ティッカー:QQQ)

成長株の最後にご紹介したいのが、こちらのインベスコ QQQ です。

こちらは米国のNASDAQ上場銘柄の中から金融以外のトップ100社に連動するもので、「ナスダック100」とも呼ばれます。一言で言えば「テックを中心とした、イケてる米国100社に投資できる」ETFです。

組入トップは、AppleとMicrosoft、そしてAmazonで、この3社でETFの約30%を占めます。

投資信託を使って同ファンドに投資をすると、信託報酬はどうしても年0.4%以上となりますが、このETFは年0.2%と約半額で投資できることも魅力のひとつです。

3.インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF (ティッカー:QQQ)
特長: アメリカのテック企業を網羅したファンド。2020年以降の成長が特に著しい
組入銘柄トップ:1.Apple 2.Microsoft 3.Amazon
信託報酬:年 0.2%
5年騰落率:181.5%

長期目線で新興国に期待している人 − 新興国株ETF3選

【新興国株ETF 3選】

1.ウィズダムツリー インド株収益ファンド(ティッカー:EPI)

2.バンガード FTSEエマージングマーケッツETF (ティッカー:VWO)

3.ヴァンエック アフリカ ETF (ティッカー:AFK)

※ 数字は全て2022年2月現在です。

※ ETF投資は元本割れするリスクもありますので、必ず自己責任でお願いします。

目的別オススメETF、最後は新興国です。

特に新興国株式に連動する投資信託は、信託報酬が年2%以上の商品が多いので、ETFを活用することで手数料を効果的に抑えられます。

「先進国株と日本株は投資信託で、新興国株式はETFで」というように分けて考えても良いでしょう。

逆に新興国に投資するデメリットとして、

・先進国と比較すると、通貨や経済基盤が弱い
・政治的に不安定な国がある
・結果として株価が安定しない

などが挙げられます。

メリットとデメリットを把握した上で、投資先を決めましょう。

1.ウィズダムツリー インド株収益ファンド(ティッカー:EPI)

新興国ETFのオススメ1位は、成長著しいアジアの大国・インドの株式ファンドです。投資信託や国内ETFでもインドを取り扱ったものはありますが、主に信託報酬と中身のバランスからこちらを選出しました。

信託報酬は0.83%とお世辞にも安いとは言えませんが、成長著しいインド市場に日本国内からアクセスできるファンドとしては安いと言えるでしょう。

産業別で見ても、金融、エネルギー、素材、IT関連と、バラエティに富んだ業種が入っています。今後、インドが成長を続けていけばこのETFも成長の恩恵を受けることができるでしょう。

ウィズダムツリー インド株収益ファンド(ティッカー:EPI)
特長:成長著しいインド市場にアクセスできる。インドファンドとしては手数料が安い
組入銘柄トップ:1.Reliance Industries (エネルギー) 2.Infosys (IT) 3.Housing Development Finance (金融)
信託報酬:年 0.85%
5年騰落率:80.4%

2.バンガード FTSEエマージングマーケッツETF (ティッカー:VWO)

広く「新興国株式ファンド」として知られるETFです。世界の新興国株式に連動する成果を目指していくファンドです。主にMSCI社とFTSE社の指数の2種類があり、このETFはFTSE社の指数を採用しています。

信託報酬は0.08%と非常に安く抑えられています。

懸念点としては、ポートフォリオの35%を中国が、20%を台湾が占めていることです。つまりこの2カ国でファンドの半分以上を占めている状態です。政治や貿易摩擦などで「中国ショックが起きると、ダブルパンチで株価が大きく下落する可能性があります。

ただし、BRICSと言われる、インド、ブラジル、南アフリカなどの国も組み入れられており、やはり広く新興国に投資したいと思う人には魅力的だと言えるでしょう。

バンガード FTSEエマージングマーケッツETF (ティッカー:VWO)
特長:新興国株式ファンド」として代表的な指数に連動するETF。手数料が非常に安い。
組入銘柄トップ:1.Taiwan Semiconductor (半導体/台湾) 2.Tencent (IT/中国) 3.Alibaba (IT/中国)
信託報酬:年 0.08%
5年騰落率:45.2%

3.ヴァンエック アフリカ ETF (ティッカー:AFK)

最後にご紹介するのは、ラストフロンティアとも呼ばれる「アフリカ」のファンドです。2位インドと同じく、将来の成長に期待したい新興国(というか大陸)のファンドです。

アフリカもインドと同じく、投資信託で保有していくと信託報酬が年2%を超えてきます。それが、このETFならば年0.78%ですので、長期保有していくには適しています。

今後30年以上に渡って、世界でも最大の人口増加率が予測されるのがアフリカです。

例えば国連の報告によれば、「2020年から2050年にかけて、世界の人口増加の2/3がアフリカで起こる」そうです。

このように、長期的目線で考えるとアフリカに投資しておくのは面白いかもしれません。

デメリットは、まだアフリカを扱ったファンドの種類が少ないこともあり、やはり信託報酬は高めです。

また、アフリカ経済と株価が必ず上がっていくかはまだ未知数と言えます。事実、直近5年の騰落率は10%と、他2つのETFに比べて大きく見劣りします。

投資を考える場合はこのようなリスクも考えた上で判断していきましょう。

ヴァンエック アフリカ ETF (ティッカー:AFK)
特長:最後のフロンティア・アフリカの幅広い国に投資ができる
組入銘柄トップ:1.Attijariwafa Bank (金融) 2.Safaricom (通信) 3.Mtn Nigeria Communications (通信)
信託報酬:年 0.98%
5年騰落率:10.6%

7章 ETFを積立で買う方法

この章ではETFを積立で買う方法をお伝えします。

投資信託での積立が人気なのに比べると、ETFの積立はまだまだ浸透してきたばかりという印象です。

現在、ETFの積立ができるのはネット証券の3社で、それぞれに少しずつ特長があります。

今回は、国内ETFと海外ETFに分けて、それぞれの積立方法をお知らせします。

国内ETFの積立 − マネックス証券

・国内ETFの積立ができるのはマネックス証券

・定額での積立ができるので便利

・年0.3%の運用手数料はかかる

国内ETFで積立買付ができるのが、マネックス証券の「マネックスアドバイザー」です。

マネックスアドバイザーはロボットアドバイザーの一種なのですが、国内ETFを使って運用をします。

しかも、ETFなのに、毎月一定の金額で買い付けられるよう調整をしてくれるとのこと。例えば「毎月きっかり1万円ずつ」というような積立ができます。これなら積立資金の確保もしやすいですよね。

マネックスアドバイザーはロボアドなので、毎年運用するための手数料がかかります。現在は年0.3%なのですが、これは他のロボアドよりも安いと言えるでしょう。

海外ETFの積立 − SBI証券 / 楽天証券

・海外ETFの積立は、「米国株ETF」なら可能

・SBI証券 か 楽天証券 を使う

・定額での積立ではない点に注意

海外ETFの中で積立ができるのは、「米国株ETF」をSBI証券と楽天証券で積み立てる方法です。

ただ、米国株ETFの場合、定額買付ではなく、1株単位での買付になることに留意してください。つまり、同じETFでも、今月は100ドルで買えたけど来月は120ドルになっているかもしれない(逆もまた然り)ということです。

SBI証券と楽天証券、どちらの証券会社を使っても大きな差はないと言えます。取り扱い銘柄数や、日本円からの両替手数料も、両社ほぼ一緒です。

ひとつ、SBI証券の注意点として、総合口座と別に「外国株式口座」を開く必要がある点が挙げられます。つまり2回口座を開設する必要があり、タイミングによっては取引ができるまでに時間がかかるかもしれません。

しかし、SBI証券にしかないメリットもあります。

同グループのNEOBANK(旧:住信SBIネット銀行)に口座を持っていれば、米ドルへの両替がなんと1ドル4銭で可能になるのです。証券口座で両替をすると手数料は1ドル25銭ですから、ある種裏技のような節約方法になります。

8章 ETFに関するよくある質問

ここでは、ETFに関する3つの質問にお答えしていきます。

  • ETFを買うと何がいいですか?
  • つみたてNISAでETFは買えますか?
  • ETFの弱点は何ですか?

ETFを買うと何がいいですか?

銘柄を選ぶだけで、プロの投資家が選択した投資先に分散して投資することができる点です。

特に投資初心者にとっては、どの銘柄を選べばいいのか分からないという最初の問題を解決してくれる嬉しいポイントかもしれません。分散投資のため、株式投資に比べて低リスク・低リターンなところも魅力です。

また、株や投資信託に比べてかかるコストが低めな点もメリットといえるでしょう。

2章のメリットの部分でもお伝えしましたが、個別株を購入しようとすると、まとまった金額が必要なのに対して、ETFでは1口が数千円〜数万円程度で購入することができます。

1日1回、定められた基準価額で売買される投資信託と異なり、株と同じくリアルタイムで売買でき、指値注文や逆指値注文で購入価格を指定することも可能です。

株式投資は敷居が高い、という人はまずETFを始めてみて、売買の感覚に慣れるのも良いでしょう。

保有中にかかる信託報酬も、投資信託の同銘柄に比べて安いことが多く、4章で比較したように、特に長期間大きな金額を保有する場合には数万円の違いが出てくることもあります。
そのため、長期的な目線で投資をしたい人にお勧めです。

積立NISAでETFは買えますか?

金融庁によると、NISAのつみたて投資枠では、国内・海外合わせて8本のETFが対象になっています。
ただし、証券会社によっては、つみたて投資枠でのETFの取扱いに制限がある場合がありますので、ご自身のNISA口座を持っている証券会社のHPなどで確認しましょう。

前述の通り、ETFは投資信託のように定額で買うのではなく、単位ごとに買い付けるため積立投資には向かないといわれています。

これからNISAでつみたて投資を始めようとしているのであれば、投資信託で資産を増やして余裕が出てきてから、余った資金でETFをスポット購入することをお勧めします。

ETFの弱点は何ですか?

ETFのデメリットは、購入時と保有中、売却時にそれぞれ手数料がかかる点です。

保有中にかかる信託報酬は投資信託に比べて安いことが多いですが、投資信託では購入時の手数料無料(ノーロード)のものも多く、この部分はETFの弱点といえるでしょう。
とはいえ、長期的な保有を目的として、頻繁に売買するのでなければそれほど気にする必要はないかもしれません。

また、分配金が自動再投資されない点もデメリットとして挙げられます。

投資信託では、分配金の受け取りについて「再投資」を設定できることが多いですが、ETFでは自分で再投資する必要があります。
分配金で収入を得たい人は気にならないかもしれませんが、複利で資産を増やそうとする人には向いていません。

さらに、分散投資のため個別株のような急騰は期待できないため、逆に言えば株式投資に比べると低リスクと言えます。
ご自身の投資スタイルにあわせて選ぶようにしましょう。

9章 まとめ

この記事ではETFについて、初心者の方から経験者の方まで活用していただける内容をご紹介しました。

最後にまとめを載せておきますので、皆さんのETF投資にお役立てください😊

ETFのメリット・デメリット

メリット

1.プロが選定した投資先に分散投資できる
2.株に比べて金額が安い(数千円程度〜から)
3.信託報酬(保有中のコスト)が安い
4.リアルタイムで指値注文や逆指値注文ができる。
5.新興国や商品など、特定ジャンルに特化したETFがある

デメリット

1.購入時/売却時に手数料がかかる
2.積立投資にはあまり向かない
3.分配金が自動再投資されない
4.個別株のような急騰は期待できない

ETFの種類と特徴

国内ETFの特徴

  • 国内の取引所に上場している
  • 両替は不要!日本円で買える
  • 国内の商品が充実している
  • 流通量が少ないものがある

海外ETFの特徴

  • 海外の取引所に上場している
  • 現地通貨に両替が必要
  • 海外の商品が充実している
  • 海外の取引所に上場している現地通貨に両替が必要海外の商品が充実している

投資信託とETFの違い

ETFが向いている人

1.長期目線で投資をしたい人
2.つみたてNISAやiDeCoだけでは物足りない人
3.株式投資よりも低リスク・低リターンがいい人

目的別・オススメETF3選

【高配当株ETF
1.SPDR ポートフォリオS&P500 高配当株式ETF(ティッカー:SPYD)
2.グローバル X 米国優先証券ETF(ティッカー:PFFD)
3.NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(銘柄コード: 1489)

【成長株ETF 3選】
1.バンガード 米国一般消費財 サービス セクター ETF(ティッカー:VCR)
2.バンガード 米国通信サービスセクター ETF (ティッカー:VOX)
3.インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF (ティッカー:QQQ)

【新興国株ETF 3選】
1.ウィズダムツリー インド株収益ファンド(ティッカー:EPI)
2.バンガード FTSEエマージングマーケッツETF (ティッカー:VWO)
3.ヴァンエック アフリカ ETF (ティッカー:AFK)

ETFを積立で買う方法

国内ETFの積立 − マネックス証券
・国内ETFの積立ができるのはマネックス証券
・定額での積立ができるので便利
・年0.3%の運用手数料はかかる

海外ETFの積立 − SBI証券 / 楽天証券
・海外ETFの積立は、「米国株ETF」なら可能
・SBI証券 か 楽天証券 を使う
・定額での積立ではない点に注意
・定額での積立ではない点に注意

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